\\まめたか競馬は単なる予想ではない一つの物語だ//
【BCフィリー&メアターフ予想】欧州女王VS北米最強牝馬!

11月2日デルマー競馬場
ブリーダーズカップフィリー&メアターフ
GⅠ
芝左2,200m
アメリカ競馬下半期のハイライト ブリーダーズカップ
その中で『芝の女王』を決める一戦がこのBCフィリー&メアターフだ
2021年日本のラヴズオンリーユーが歴史的勝利を飾った栄光の舞台
今年もまた新たな歴史が刻まれようとしている
一筋縄ではいぬこの難解な一戦
しかし この記事では 独自の分析手法が 勝利へと続く唯一の道筋を照らし出す
これより注目馬を『3つの視点』に基づき分析する
- 『能力』を示す戦績の潮流
 近走内容が示す明確な上昇度。その流れから各馬が秘める真の能力を読み解く
- 『勢い』を測る揺ぎなき実績
 コースや距離、そして過去の対戦相手との力関係。その実績の質から現在の勢いを評価する
- 『可能性』を秘める陣営の意志
 コメントやレース選択から透けて見える勝負気配。その奥に潜む未来への可能性をえぐり出す
この3つの視点から導き出された注目馬の分析を これより開始する
レース展望
コース紹介
此度の戦場は アメリカ・カリフォルニア州の『デルマー競馬場』
コース条件は『芝左回り2200m』
この戦場を支配するキーワードは二つ
一つは『小回りコース』であること 前半から有利な位置を確保できる器用さが求められる
そしてもう一つは『乾いたクイックな馬場』であること
ヨーロッパの重い馬場とは全く異なる高速馬場への適性が勝敗を分ける最大の鍵となる
レース傾向
- 調教国: ヨーロッパ勢が圧倒的優勢
- 年齢: 主役は若き『3歳馬』
- 人気: 信頼すべきは『人気馬』
- 臨戦過程: 王道は欧州の女王決定戦
注目馬
| 馬名 | 短評 | 
| ゲゾラ | 仏オークスの威信を背負う欧州最強の3歳女王 | 
| シンデレラズドリーム | 昨年の雪辱に燃える英国のG1馬 | 
| シーフィールズプリティ | G1・5勝 欧州勢を迎え撃つ北米最強の砦 | 
| シーザファイア | G1制覇は時間の問題 最重要ステップからの刺客 | 
| ベッドタイムストーリー | 名門A.オブライエンが送り出す不気味な良血3歳馬 | 
『3つの視点』による注目馬分析
此度の戦場はかつて我らが『ラヴズオンリーユー』が世界の頂点に立った栄光の舞台
そして歴史は繰り返す
データが示すは『欧州の若き女王』が全てを支配するという絶対的な法則
◎ ゲゾラ
- 2025年10月5日 仏パリロンシャン 凱旋門賞(G1)芝2400m 重 / 13着(17頭立て 11番人気)。
- 2. 前々走: 2025年9月7日 仏パリロンシャン ヴェルメイユ賞(G1)芝2400m 稍重 / 2着(6頭立て 3番人気)。
- 3. 3走前: 2025年6月15日 仏シャンティイ 仏オークス(G1)芝2100m 稍重 / 1着(12頭立て 4番人気)
- 能力     
- 
- 前走の凱旋門賞は位置取りが全てであり力負けでは断じてない
 
- 勢い     
- 
- 『3歳馬』『ヨーロッパ勢』『G1実績最上位』『人気馬』と全ての勝利条件を完璧に満たす
 
- 可能性     
- 
- 小回りのデルマーで先行できればその実力は一枚も二枚も上
 
 まめたか
まめたか歴史の法則がこの馬を指名している
3歳で仏オークス馬という実績は絶対
凱旋門賞の敗戦で評価が落ちるならむしろ好都合
◯ シンデレラズドリーム
- 2025年10月4日 英ニューマーケット サンチャリオットステークス(G1)芝1600m 良 / 3着(9頭立て 1番人気)
- 2025年8月24日 仏ドーヴィル ジャンロマネ賞(G1)芝2000m 良 / 4着(8頭立て 1番人気)
- 2025年7月11日 英ニューマーケット ファルマスステークス(G1)芝1600m 良 / 1着(8頭立て 2番人気)
- 能力          
- 
- 昨年のこのレースで1番人気を背負いながら僅か半馬身差の2着
 
- 勢い          
- 
- 乾いた高速馬場を得意とするこの馬にとってデルマーの舞台はまさに絶好
 
- 可能性          
- 
- 陣営は『今年の最大の目標はこのレース』と公言しており勝負気配は極めて高い
 



去年すごく惜しかった
今年はこのレースが一番の目標だったみたいだからきっと勝ってくれるよ
△ シーフィールズプリティ
- 2025年8月16日 加ウッドバイン E.P.テイラーステークス(G1)芝2000m 良 / 1着(7頭立て 1番人気)。
- 2025年7月12日 米サラトガ ダイアナステークス(G1)芝1800m 稍重 / 2着(5頭立て 1番人気)。
- 2025年6月6日 米サラトガ ニューヨークステークス(G1)芝1900m 重 / 1着(7頭立て 1番人気)
- 能力          
- 
- 本格化した昨秋以降6戦連続で連対を外していない
 
- 勢い          
- 
- G1・5勝というその実績は絶対的なものであり欧州勢優勢のデータの中唯一その牙城を崩しうる存在
 
- 可能性          
- 
- 地の利を活かし欧州の女王たちを迎え撃つ
 



アメリカの馬だけどG1を5つも勝ってるなんてすごい
ヨーロッパの強い馬たち相手にどこまでやれるか楽しみだ
△ シーザファイア
- 2025年10月5日 仏パリロンシャン オペラ賞(G1)芝2000m 重 / 2着(12頭立て 2番人気)。
- 2025年8月20日 英ヨーク 英インターナショナルステークス(G1)芝2050m 良 / 4着(6頭立て 4番人気)。
- 2025年7月31日 英グッドウッド ナッソーステークス(G1)芝1980m 不良 / 3着(5頭立て 2番人気)
- 能力          
- 
- 前走のオペラ賞は過去10年で最多の3勝を挙げている最重要ステップレース
- そこでクビ差の2着という実績は極めて価値が高い
 
- 勢い          
- 
- G1勝利こそまだないがその実力はいつ頂点に立ってもおかしくないレベル
 
- 可能性          
- 
- 高速馬場も歓迎のクチであり波乱を巻き起こす可能性は十分
 



いつもG1で惜しいレースばかり
でも一番良いステップレースから来ているから今回こそっていう期待は持てる
✔︎ ベッドタイムストーリー
- 2025年10月18日 英アスコット 英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(G1)芝2390m 良 / 4着(10頭立て 8番人気)。
- 2025年10月4日 仏パリロンシャン ロワイヤリュー賞(G1)芝2800m 重 / 7着(12頭立て 1番人気)。
- 2025年9月7日 仏パリロンシャン ヴェルメイユ賞(G1)芝2400m 稍重 / 3着(6頭立て 5番人気)
- 能力          
- 
- 米国の競馬は初経験ながらその器用さと血統背景は侮れない
 
- 勢い          
- 
- 父は怪物『フランケル』母はG1馬という世界屈指の良血馬
- 『3歳馬』『有利なゲート番(11番)』とデータもこの馬の激走を後押しする
 
- 可能性          
- 
- 三強の争いを漁夫の利で攫う『妙味ある一頭』として最大限の警戒を
 



父フランケル母G1馬という世界屈指の良血
名門オブライエン厩舎が送り出す3歳馬というだけで妙味がある
最終的な印と買い目提案
最終的な印
- ◎:ゲゾラ
- ◯:シンデレラズドリーム
- △:シーフィールズプリティ
- △:シーザファイア
- ✔︎:ベッドタイムストーリー
ワイド一点チャレンジ(最重要戦略)
今回は特殊戦術『二重の盾』を発動する
『仏オークスを制した3歳女王(◎ゲゾラ)』と
『昨年の雪辱に燃える英国のG1馬(◯シンデレラズドリーム)』
この二頭の欧州勢の実力が完全に傑出しておりレース傾向も『人気馬中心の堅い決着』を示唆
故にこの鉄壁の『二重の盾』をもって一点突破を図る
- ◎ゲゾラ – ◯シンデレラズドリーム
勝利への道筋(推奨買い目)
- 本線(堅実策):
 馬連(2頭軸流し):軸 ◎◯ / 相手 △△✔︎(合計7点)
- 夢(単複):
 単勝:◎ゲゾラ / 複勝:✔︎ベッドタイムストーリー
まとめ
欧州の若き女王かそれとも北米最強の砦か
歴史のデータは『ヨーロッパから参戦する人気の3歳馬』がこの戦場を支配してきた厳然たる事実を示している
本命はその法則に最も合致する◎ゲゾラ
対抗は雪辱を誓う◯シンデレラズドリーム
かつて日本の女王が立った栄光の舞台で新たな歴史が刻まれる
ブリーダーズカップフィリー&メアターフの物語
ブリーダーズカップフィリー&メアターフは世界のホースマンがその栄誉を追い求める『芝の女王決定戦』だ
その権威は1999年の創設時から揺らぐことはない
創設元年からいきなりG1として認定されたという歴史がこのレースの価値を証明している
そして我々日本の競馬ファンにとってこのレースは特別な意味を持つ
2021年日本の至宝『ラヴズオンリーユー』がこのデルマーの地で歴史的な勝利を飾った
それは日本調教馬として史上初となるブリーダーズカップ制覇の偉業
日本の競馬史に燦然と輝く金字塔である
かつて我らが女王が世界の頂点に立った栄光の舞台
今年もまた新たな歴史が刻まれようとしている



BC他2レースはこちらからどうぞ










