10月5日ロンシャン競馬場
凱旋門賞
GⅠ
芝右2,400m
世界最高峰のレース 凱旋門賞
日本の数々の名馬が挑み 散ってきた 悲願の舞台
今年は「ここ数年で最強のチーム」と評される日本馬が 欧州の厚い壁に挑む
群雄割拠の欧州勢か それとも日本の夢か 歴史が動く瞬間が近づいている
一筋縄ではいかぬこの難解な一戦
しかし この記事では 独自の分析手法が 勝利へと続く唯一の道筋を照らし出す
これより注目馬を『3つの視点』に基づき分析する
- 『能力』を示す戦績の潮流
近走内容が示す明確な上昇度。その流れから各馬が秘める真の能力を読み解く - 『勢い』を測る揺ぎなき実績
コースや距離、そして過去の対戦相手との力関係。その実績の質から現在の勢いを評価する - 『可能性』を秘める陣営の意志
コメントやレース選択から透けて見える勝負気配。その奥に潜む未来への可能性をえぐり出す
この3つの視点から導き出された注目馬の分析を これより開始する
レース展望
コース紹介
此度の戦場は パリロンシャン競馬場 芝2400m
凱旋門賞ウィークは天候が崩れやすく 今年も週末にかけての雨予報が出ている
時計のかかる『タフな馬場への適性』が 勝敗を分ける重要な要素となるだろう
レース傾向
過去10年のデータは この過酷な戦場を制するための 揺るぎない法則を示している
ひとつは
そしてもうひとつは
また 臨戦過程では
これらの歴史の法則が 混沌とした戦局を読み解く鍵となる
注目馬
馬名 | 短評 |
ビザンチンドリーム | 海外で覚醒したステイヤー 世界の頂へ飛翔する |
ミニーホーク | 追加登録料2000万円も厭わない本気度 無敵のオークス女王 |
アヴァンチュール | 昨年の雪辱を胸にフランスの女王が頂を狙う |
クロワデュノール | 日本の夢を乗せたダービー馬 父子での凱旋門制覇を目指す |
ロスアンゼルス | 昨年の凱旋門賞3着馬 道悪で復活の狼煙を上げる |
『3つの視点』による注目馬分析
ビザンチンドリーム (◎)
- 2025年9月7日 パリロンシャン フォワ賞(G2) 芝2400m 稍重 / 1着
- 2025年5月4日 京都 天皇賞(春)(G1) 芝3200m 良 / 2着
- 2025年2月22日 キングアブドゥルアジーズ レッドシーターフハンデキャップ(G2) 芝3000m 良 / 1着
- 能力
-
- 前哨戦『フォワ賞』を鮮やかな差し切りで勝利そのレースセンスはまさに本格化の証
- 勢い
-
- 過去十年で最多の5勝を挙げる『4歳馬』という絶対的なデータがこの馬を後押しする
- 前走フォワ賞組からの勝ち馬もおり王道ローテーションを歩む
- 可能性
-
- 充実期を迎えO.マーフィー騎手との相性も抜群日本馬の悲願達成へ最も近い存在と判断する

歴史が示す『4歳馬』の法則と前哨戦快勝の勢い
日本の悲願達成へ最も近い存在だ
ミニーホーク (◯)
- 2025年8月21日 ヨーク ヨークシャーオークス(G1) 芝2370m 良 / 1着
- 2025年7月19日 カラ 愛オークス(G1) 芝2400m 良 / 1着
- 2025年6月6日 エプソム 英オークス(G1) 芝2410m 稍重 / 1着
- 能力
-
- G1を3連勝中その実力は世代を超えて欧州No.1であることを証明している
- 勢い
-
- 斤量の恩恵を受け好走率で牡馬を圧倒する『牝馬』であること
- そして前走の『ヨークシャーオークス』が好相性のローテーションであること死角は少ない
- 可能性
-
- 陣営が約2000万円の追加登録料を支払ってまで参戦するその本気度は計り知れない



G1を3連勝中なんてすごすぎる
欧州最強の女王で日本馬の最大のライバル
アヴァンチュール (△)
- 2025年9月7日 パリロンシャン ヴェルメイユ賞(G1) 芝2400m 稍重 / 1着
- 2025年6月29日 サンクルー サンクルー大賞(G1) 芝2400m 稍重 / 2着
- 2025年5月19日 サンクルー コリーダ賞(G2) 芝2100m 稍重 / 1着
- 能力
-
- 前哨戦の『ヴェルメイユ賞』を制し悲願のG1初制覇
- 今年はさらに力をつけてこの舞台に帰ってきた
- 勢い
-
- 昨年のこのレースで2着という実績は何物にも代えがたい強み
- 『4歳』であり『牝馬』という二つの好走データにも完全に合致する
- 可能性
-
- 抜群の安定感を誇り堅実な末脚はどんな馬場でも確実に伸びてくる



去年2着の実績は伊達じゃない
今年こそっていう気持ちは強いはず
クロワデュノール (△)
- 2025年9月14日 パリロンシャン プランスドランジュ賞(G3) 芝2000m 重 / 1着
- 2025年6月1日 東京 東京優駿(G1) 芝2400m 良 / 1着
- 2025年4月20日 中山 皐月賞(G1) 芝2000m 良 / 2着
- 能力
-
- 日本のダービー馬として世代の頂点に君臨
- 前哨戦を勝利し欧州の地への適性も示した
- 勢い
-
- 道悪の前哨戦を勝った点は大きなプラス材料
- 可能性
-
- 日本競馬界の悲願その全てをその背に負う存在
- 過去の日本のダービー馬が越えられなかった壁を打ち破る資格は十分にある



日本のダービー馬
応援しないわけにはいかない
父子制覇の夢を見せてほしい
ロスアンゼルス (✔︎)
- 2025年9月7日 パリロンシャン フォワ賞(G2) 芝2400m 稍重 / 4着
- 2025年8月16日 カラ ロイヤルホイップステークス(G3) 芝2000m 良 / 4着
- 2025年6月18日 アスコット プリンスオブウェールズステークス(G1) 芝1990m 良 / 5着
- 能力
-
- 近走は不振が続いているしかしそれ故に人気は地に落ちるだろう
- 勢い
-
- このレースで3着に入った実績そしてデータ的に最も有利な『4歳馬』であること
- 可能性
-
- 何よりも予報される『雨』はこの馬にとって最大の味方となる
- 馬場が渋れば一変する可能性を秘め全ての序列を覆す最大の妙味ある存在だ



近走不振で人気がないのは当然
だが雨が降れば全てが変わる昨年の3着馬がこの評価なら妙味しかない
最終的な印と買い目提案
最終的な印
- ◎: ビザンチンドリーム
- ◯: ミニーホーク
- △: アヴァンチュール
- △: クロワデュノール
- ✔︎: ロスアンゼルス
ワイド一点チャレンジ(最重要戦略)
- ◎ ビザンチンドリーム – ✔︎ ロスアンゼルス
勝利への道筋(推奨買い目)
- 本線(堅実策):
馬連/ワイド: ◎ – ◯△△ (3点) - 中核(標準策):
三連複: ◎ – ◯ – △△✔︎ (3点) - 高配当(奇襲策):
三連単: ◎◯ → ◎◯△ → △△✔︎ (8点)
まとめ
世界最高峰の舞台『凱旋門賞』
そして日本競馬界の悲願が懸かる運命の一戦
今年の鍵を握るのは週末に予報される『雨』
欧州最強の無敵女王『◯ミニーホーク』か
それともデータと勢いを味方に付けた日本の『◎ビザンチンドリーム』か
あるいは道悪で復活を遂げる昨年の好走馬『✔︎ロスアンゼルス』か
日本の夢か欧州の壁か
歴史が動くその瞬間を目に焼き付けよ



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