8月14日門別競馬場
北海道スプリントカップ
JpnⅢ
右1,200m
こんにちは!まめたかです。今週の重賞はまだ終わりません。木曜日には北の大地『門別競馬場』で未来のダートスプリント界を担う3歳馬たちが激突する『北海道スプリントカップ』が行われます。
今年は8頭立てと少数精鋭になりました。だからこそ1頭1頭の『未来』と『可能性』が色濃く問われる玄人好みの面白い1戦になったと思います。
今回はこれらの中から私が大きな『上昇』を期待している注目の4頭を以下の『3つの視点』でチェックしていきます。
- 絶対的な「能力」:過去の実績や持ち時計から証明されている揺ぎない力
- 逆らえない「勢い」:近走の成績や気配から見える今この瞬間の充実度
- 未来への「可能性」:今後の伸びしろや今回の条件で覚醒するかもしれない未知の魅力
それでは共に未来の『スプリント王』を探しにいきましょう。
注目馬
北海道スプリントカップの注目馬はこちらです。
馬名 | 短評 |
エコロアゼル | 『1,200m特化型』 この舞台なら |
マテンロウコマンド | 『4連勝中の素質馬』 距離短縮が鍵 |
ミラクルヴォイス | 『中央勢を迎え撃ち北の総大将』 得意な舞台で上昇を |
ヤマニンチェルキ | 『得意の1,200mなら上昇可能』 あとはスタートが決まれば |
北海道スプリントカップ2025注目馬チェック
ここからは注目馬のチェックをしていきます。
エコロアゼル
- 2025/07/05 福島ダート1,150m
TUF杯(3勝クラス)は6着 - 2025/06/14 阪神ダート1,200m
安芸特別(2勝クラス)は1着
- 能力
-
- 1,200m戦に限れば3戦3勝(3勝クラスまでだが)
- 馬場を問わず好位から抜け出す競馬は非常に強い
- 勢い
-
- 休み明けを圧勝し勢いに乗っていたが前走で少し失速
- しかしひと息入れた方が良いタイプで今回は巻き返し可能
- 可能性
-
- 発馬は得意ではないがレースセンスで補えるのが強み
- 初の門別コースも難なくこなせる可能性が高い

『1200m特化型』
ここは改めて巻き返しを狙う
マテンロウコマンド
- 2025/05/01 園田ダート1,400m
兵庫チャンピオンシップ(JpnII) は1着 - 2025/03/16 中京ダート1,400m
昇竜ステークス(OP)は1着
- 能力
-
- 未勝利から重賞まで現在4連勝中
- その勝ちっぷりは世代トップクラスの能力を証明
- 勢い
-
- 一戦ごとに着実にパワーアップして勢いは抜群
- 約3カ月ぶりも全く問題ないタイプで仕上がりも万全
- 可能性
-
- 先行も差しもできるレースセンスの高さが武器
- 初の1,200m戦も難なく対応できる可能性が高い



距離短縮の対応が鍵だがこの馬の強さなら上昇の可能性は高い
ミラクルヴォイス
- 2025/07/10 門別ダート1,200m
星雲賞(OP)は1着 - 2025/06/05 門別ダート1,200m
ゲラニウム特別(A3~A4)は1着
- 能力
-
- 昨年のネクストスター門別を制した北の短距離王
- 古馬相手の重賞を圧勝しその能力は本物
- 勢い
-
- 現在古馬相手に2連勝中で充実一途
- 自己ベストタイの追い切り時計が今の勢いを物語る
- 可能性
-
- 輸送の課題を克服し精神的にも大きく成長
- JRA勢を迎え撃つ地方の総大将



門別の素質馬
ここでもやれる力はあるので楽しみな1頭
ヤマニンチェルキ
- 2025/06/21 阪神ダート1,400m
天保山ステークス(OP)は8着 - 2025/05/01 園田ダート1,400m
兵庫チャンピオンシップ(JpnII) は4着
- 能力
-
- 本来は行きっぷりの良いスピードが持ち味
- その能力はOPクラスでも十分に通用する
- 勢い
-
- 近走は出遅れが響き力を出し切れていない
- 仕上がり自体に問題はなくきっかけ一つで一変
- 可能性
-
- 1,200mは3戦2勝2着1回で距離短縮は大きなプラス
- スタートさえ五分に出れば巻き返す可能性は十分



得意距離に変わるのはプラスで上昇のチャンスはある
ワイド1点チャレンジ
ワイド1点チャレンジはこの2頭で行きます。
マテンロウコマンド×ヤマニンチェルキ
北海道スプリントカップ2025最終結論
今回の北海道スプリントカップは8頭立ての少数精鋭ながら本当に面白いメンバーが揃いましたね。
地元の総大将として迎え撃つミラクルヴォイス、1200mの舞台で巻き返しを狙うエコロアゼル、どちらもこのレースを勝つ資格は十分にあります。
しかし、その中でも
私が最後に信じたいと思ったのは二頭の馬は
一頭は
現在4連勝中、そして重賞も勝った素質馬。その『実績』と『安定感』は、このメンバーに入れば間違いなく最上位です。初の1200mという課題はありますが、この馬の能力と可能性なら良いレースを見せてくれるはずです。
そして、もう一頭が
近走はスタートで後手を踏み力を出し切れていません。しかし、この馬が本来持っている圧倒的な『スピード』を発揮できる3戦2勝2着1回という1200mの実績は魅力的です。スタートさえ五分に出ればこの馬が上昇する未来も十分にあり得ます。
この二頭が北の大地でどんな化学反応を起こすのか、そんな未来に賭けてみたいと思います。



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