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【香港マイル2025予想】ソウルラッシュ悲願のラストランへ

12月14日シャンティン競馬場
香港マイル
GⅠ
芝右1,600m
世界屈指の賞金水準を誇る芝のマイル戦
『香港マイル』
今年は傑出馬不在による大混戦
全4レースの香港国際競走の中で最も難解な一戦と評されている
日本からはこれが引退レースとなるソウルラッシュが参戦
三度目の正直で悲願のG1制覇を狙う
そして二冠牝馬エンブロイダリーが父アドマイヤマーズとの父子制覇に挑む
地元香港勢も巻き返しを誓っており勝負の行方は読めない
一筋縄ではいかぬこの難解な戦
しかしこの記事では独自の公式分析手法が
勝利へと続く唯一の道筋を照らし出す
これより注目馬を『3つの視点』に基づき分析する
- 『能力』を示す戦績の潮流
レース内容やマイル実績その流れから各馬が秘める真の能力を読み解く - 『勢い』を測る揺るぎなき実績
年齢や調教国といったデータとの合致度その実績の質から現在の勢いを評価する - 『可能性』を秘める陣営の意志
コメントや騎手の意気込みその奥に潜む未来への可能性をえぐり出す
この『3つの視点』から導き出された
注目馬の分析をこれより開始する
レース展望
戦場の分析(コース紹介)
此度の戦場は『香港シャティン競馬場・芝1600m(右回り)』
マイル戦の世界最高峰を決めるにふさわしい舞台
直線が短いとの指摘もあるがそれは裏を返せば
『機動力』と『位置取り』が重要である証拠
単なるスピード勝負ではない
道中の駆け引きそして一瞬の隙を突く勝負勘
総合力が問われるタフなマイル戦である
歴史の法則(レース傾向)
法則その1
アウェーの壁は厚い
過去10年で香港調教馬が8勝に対し日本馬は2勝
地の利を活かした香港勢がレースの中心軸であることは疑いようがない
法則その2
混戦と言われながらも結果は実力通りに収まる傾向
単勝オッズ10倍未満の馬が勝率20%
優勝馬は30倍未満に集中している
大波乱よりも実力馬の取捨選択が重要である
法則その3
マイラーとしての完成期
5歳と6歳が最多の3勝ずつを挙げている
若さよりも経験と充実度がモノを言う戦場である
法則その4
最強のステップレース
本番と同じ舞台で行われるこのレースからの転戦組が
過去10年で7勝を挙げている
この組を無視して予想は組み立てられない
注目馬
- ◎(本命):勝利に最も近いと判断した絶対的な軸馬
- ◯(対抗):本命を脅かす逆転候補の筆頭
- △(単穴):二強を崩す可能性を秘めた実力馬
- ✔︎(チェック馬):人気はなくとも一発の可能性を秘めた妙味ある穴馬
| 馬名 | 短評 |
| ギャラクシーパッチ | 香港の新星名手と組んで主役の座へ |
| ソウルラッシュ | 不屈の魂ラストランで掴む悲願のG1 |
| ヴォイッジバブル | 昨年の覇者適条件で王者の意地を見せる |
| マイウィッシュ | 絶好枠の4歳馬先行力で混戦を断つ |
| エンブロイダリー | 二冠牝馬の挑戦偉大な父の背中を追って |
『3つの視点』による注目馬分析
◎ギャラクシーパッチ
- 2025年11月23日 シャティン ジョッキークラブマイル G2 芝1600m 良 / 1着 (13頭立て 2番人気) J.マクドナルド騎手騎乗、2着サンライトパワーに同着優勝
- 2025年10月19日 シャティン シャティントロフィー G2 芝1600m 良 / 6着 (14頭立て 3番人気) C.チャウ騎手騎乗、勝ち馬マイウィッシュから0.4秒差
- 2025年4月27日 シャティン 香港チャンピオンズマイル G1 芝1600m 良 / 5着 (13頭立て 3番人気) Z.パートン騎手騎乗、勝ち馬レッドライオンから0.2秒差
- 能力





-
- 前哨戦ジョッキークラブマイルを鮮やかな追い込みで快勝
- マクドナルド騎手が「他馬を圧倒する力がある」と惚れ込む逸材
- 勢い





-
- 『6歳馬』かつ『前走JCマイル勝ち馬』
- 最も勝利に近い黄金ローテを歩んでいる
- 可能性





-
- 5番ゲートも好走率の高い絶好枠
- 混戦の今年なら一気に頂点まで駆け上がる
まめたか前哨戦で見せたあの追い込みは本物
鞍上のマクドナルドが「圧倒する力がある」と断言するなら、信じるほかない
混戦を断つのは、この圧倒的な勢いだ
◯ソウルラッシュ
- 2025年11月23日 京都 マイルチャンピオンシップ G1 芝1600m 良 / 6着 (18頭立て 2番人気) C.デムーロ騎手騎乗、勝ち馬ジャンタルマンタルから0.4秒差
- 2025年10月18日 東京 富士ステークス G2 芝1600m 良 / 3着 (14頭立て 4番人気) 団野大成騎手騎乗、勝ち馬ガイアフォースから0.4秒差
- 2025年6月8日 東京 安田記念 G1 芝1600m 良 / 3着 (18頭立て 1番人気) 浜中俊騎手騎乗、勝ち馬ジャンタルマンタルから0.3秒差
- 能力










-
- ドバイターフ優勝昨年の香港マイル2着
- 世界で戦える力は証明済み
- 勢い










-
- 『7歳』でもデータ上は割引不要
- 外枠が鍵だがロマンチックウォリアーを破った底力は侮れない
- 可能性










-
- 「なんとしても有終の美を」
- 陣営の強い想いが奇跡を呼ぶか



これが最後のレース
ドバイでも勝ったし、去年は2着
実力は世界レベル
△ヴォイッジバブル
- 2025年11月23日 シャティン ジョッキークラブカップ G2 芝2000m 良 / 2着 (9頭立て 2番人気) Z.パートン騎手騎乗、勝ち馬ロマンチックウォリアーから0.2秒差
- 2025年10月19日 シャティン シャティントロフィー G2 芝1600m 良 / 12着 (14頭立て 2番人気) M.プーン騎手騎乗、勝ち馬マイウィッシュから0.9秒差
- 2025年5月25日 シャティン チャンピオンズ&チャターカップ G1 芝2400m 良 / 1着 (10頭立て 1番人気) J.マクドナルド騎手騎乗、2着ルビーロットに0.5秒差をつけ優勝
- 能力










-
- 香港三冠馬
- 前走の敗戦はスローペースと相手関係で度外視できる
- 勢い










-
- 『7歳』の香港調教馬
- 連覇を狙える力はあるが近走の不調と外枠が懸念材料
- 可能性










-
- 目標をマイルに切り替えた判断は吉と出るはず



去年のチャンピオンを忘れちゃダメ
前走は展開が向かなかっただけ
香港三冠馬の底力、ナメてると痛い目見る
△マイウィッシュ
- 2025年11月23日 シャティン ジョッキークラブマイル G2 芝1600m 良 / 4着 (13頭立て 1番人気) L.フェラリス騎手騎乗、勝ち馬ギャラクシーパッチから0.1秒差
- 2025年10月19日 シャティン シャティントロフィー G2 芝1600m 良 / 1着 (14頭立て 1番人気) A.バデル騎手騎乗、2着コパートナープランスに0.2秒差をつけ優勝
- 2025年9月28日 シャティン セレブレイションカップ G3 芝1400m 良 / 1着 (14頭立て 1番人気) L.フェラリス騎手騎乗、2着コパートナープランスに0.2秒差をつけ優勝
- 能力










-
- 香港4歳三冠路線の中心馬
- 前走4着も内容は濃くマイルでの安定感は抜群
- 勢い










-
- 『2番ゲート』は過去10年で最多勝のプラチナチケット
- 内からスムーズに先行できれば残り目も
- 可能性










-
- 香港リーディングのニューナム師が送り込む刺客



「2番ゲート」っていうだけで買う価値がある
過去10年で最多勝のプラチナチケット
内からスルスル抜け出してきそう
✔︎エンブロイダリー
- 2025年10月19日 京都 秋華賞 G1 芝2000m 良 / 1着 (18頭立て 2番人気) C.ルメール騎手騎乗、2着エリカエクスプレスに0.1秒差をつけ優勝
- 2025年5月25日 東京 優駿牝馬(オークス) G1 芝2400m 良 / 9着 (18頭立て 1番人気) C.ルメール騎手騎乗、勝ち馬カムニャックから1.0秒差
- 2025年4月13日 阪神 桜花賞 G1 芝1600m 稍重 / 1着 (18頭立て 3番人気) J.モレイラ騎手騎乗、2着アルマヴェローチェに同着優勝
- 能力










-
- 桜花賞秋華賞の二冠馬
- マイル〜中距離でのパフォーマンスは世代トップクラス
- 勢い










-
- 『3歳牝馬』というデータは高い壁だが
- 父アドマイヤマーズは唯一の3歳優勝馬
- 可能性










-
- 血の力でデータを覆せるか
- ルメールの手綱捌きに全てを託す



3歳牝馬には荷が重い? 常識で考えればな
だが親父は唯一の3歳優勝馬アドマイヤマーズ
その血が騒げば、歴史ごとのっぺり返す大仕事をしでかすぜ
最終的な印と買い目提案
最終的な印
- ◎ギャラクシーパッチ
- ◯ソウルラッシュ
- △ヴォイッジバブル
- △マイウィッシュ
- ✔︎エンブロイダリー
【最重要】ワイド一点チャレンジ
◎ギャラクシーパッチ – ◯ソウルラッシュ
香港の新星(◎)と日本の不屈のエース(◯)への一点
『勢い』vs『想い』
日香の実力馬対決に期待する
【本線】馬連(2頭軸流し)
- 軸:◎ギャラクシーパッチ◯ソウルラッシュ
- 相手:△ヴォイッジバブル△マイウィッシュ✔︎エンブロイダリー
- (合計7点)
【夢】単複
- 単勝:◯ソウルラッシュ
複勝:✔︎エンブロイダリー
まとめ
『混戦のマイル戦最後に笑うのは新星か魂か』
今年の香港マイルは『絶対王者不在』の群雄割拠
本命は前哨戦を快勝し勢いに乗る香港の新星
◎ギャラクシーパッチ
名手マクドナルドと共に頂点へ
対抗にはこれがラストランとなる日本の至宝
◯ソウルラッシュ
不屈の魂で有終の美を飾れるか
新時代か集大成か
私の結論は『香港勢の勢い』を評価した
香港マイルの物語
香港マイルは1991年に創設された
レース創設当初は外国馬が優勢だったが
2002年以降は様相が一変し地元香港勢が圧倒的な強さを誇る
グッドババやゴールデンシックスティといった伝説の名馬たちが
その名を刻んできた
日本馬ではアドマイヤマーズが史上唯一の3歳馬優勝を果たしている
今年の香港マイルは傑出馬不在による大混戦
新たな伝説がここから生まれる
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