【永久保存版】天皇賞(秋)過去データ分析｜2024年のレースを徹底回顧

10月27日東京競馬場
天皇賞・秋
GⅠ
芝左2,000ｍ

はじめに

秋の中距離ナンバーワン決定戦 天皇賞（秋）

歴史と伝統そして最強の称号

その全てが懸けられた頂上決戦を読み解くため

この記事では過去のレースを徹底的に分析する

2024年のレース回顧を通じて浮き彫りになった教訓

そして未来の勝利へと繋がる普遍的なデータ

これら全てをここに集約する

2024年 天皇賞（秋）レース回顧

全着順

着順	馬名	人気
1着	ドウデュース	2番人気
2着	タスティエーラ	9番人気
3着	ホウオウビスケッツ	8番人気
13着	リバティアイランド	1番人気

レース回顧

2024年の府中の秋

その主役は武豊とドウデュースだった

ホウオウビスケッツが刻む59秒9というスローペース

先行馬が笑みを浮かべるその流れの中

1番人気の三冠牝馬リバティアイランドは3番手という絶好位にいた

誰もがその圧勝を信じて疑わなかっただろう

しかし府中の神は異なる結末を用意していた

最後方でただじっと時を待つ一頭の馬 ドウデュース

鞍上の武豊は語る「これしかないと思った」と

その言葉通り彼は腹を括っていた

全てをパートナーの最後の『極上の切れ味』に賭けていたのだ

直線大外へ

そこから放たれた一閃はまさに雷鳴

上がり3ハロン32秒5

絶望的な位置から先行集団をまとめて飲み込み世代を超えた王者たちを赤子のようにねじ伏せた

2着には9番人気のダービー馬タスティエーラが意地を見せ

3着には完璧なレースをしたホウオウビスケッツが粘り込んだ

そして1番人気のリバティアイランドはまさかの13着に沈んだ

勝ちパターンに見えたその走りは残り200mで完全に失速

休み明けが響いたのか府中の魔物が牙を剥いたのか

3連単397,100円

結果は波乱

しかしその中心にいたのは紛れもない『本物』の輝きだった

不遇の時を乗り越え最高の舞台で最高の輝きを放ったドウデュース

そしてその輝きを完璧に引き出した天才・武豊

2024年の天皇賞（秋）は『信じる』ことの尊さを我々に教えてくれた一戦として永遠に語り継がれるだろう

2025年への教訓

2024年のレースが我々に示した教訓は二つある

一つは

『スローペースの瞬発力勝負への対応力』だ

先行馬に有利な展開の中それを覆したドウデュースとタスティエーラの走りは絶対的な切れ味の重要性を示す

そしてもう一つは

『休み明けの難しさ』だ

絶対的な一番人気に推されたリバティアイランドの失速は

G1の舞台で万全の状態で臨むことの難しさを改めて浮き彫りにした

これらの教訓は2025年の戦いを占う上で極めて重要な指針となるだろう

24年天皇賞秋予想

注目馬

馬名	短評
ジャスティンパレス 4着	24年はまだ勝ち星は無い GⅠ常連組で能力は高い 『油断はできない』
ソールオリエンス 7着	24年は少しずつ上昇 良い傾向 『ここから注目したい』
ドウデュース 1着	『巻き返しの可能性大』 近走は着順を落としたが走れている 上昇に期待
べラジオオペラ 6着	『上昇中で期待の1頭』 堅実で安定した走り 秋のGⅠでも活躍できるはず
リバティアイランド 13着	23年の最優秀3歳牝馬 能力は『1線級の中でも最強格』
レーベンスティール 8着	GⅠ初挑戦 『ポテンシャルは1線級』 鞍上は『C.ルメール騎手』
ダノンベルーガ 14着	今回で3度目の天皇賞 近走は着順ほど走りは悪くない 能力は高く『気になる存在』

ジャスティンパレス、ソールオリエンス、ダノンベルーガの3頭はここから『上昇しそうな気配あり』で面白そうです。

ワイド1点チャレンジ

今回のワイドはダノンベルーガ推しで行きます。