【中日新聞杯2025予想】波乱の主役は「再生組」！激走穴馬を公開

12月13日中京競馬場
中日新聞杯
GⅢ
芝左2,000ｍ

暮れのローカルハンデ重賞『中日新聞杯』

実力馬と伏兵が入り乱れる、大混戦

過去10年で、3連単の配当が10万円を超えたのが、なんと6回

まさに、波乱の歴史そのものであり、馬券的な妙味が、たっぷりと詰まった一戦です。

一筋縄ではいかぬ、この難解な戦

しかし、この記事では、独自の公式分析手法が、勝利へと続く、唯一の道筋を照らし出します。

これより、注目馬を『3つの視点』に基づき、分析します。

• 『能力』を示す戦績の潮流
  レース内容やコース適性。その流れから、各馬が秘める、真の能力を読み解く。
• 『勢い』を測る揺るぎなき実績
  年齢やハンデといったデータとの合致度。その実績の質から、現在の勢いを評価する。
• 『可能性』を秘める陣営の意志
  コメントや騎手の意気込み。その奥に潜む、未来への可能性をえぐり出す。

この『3つの視点』から導き出された、注目馬の分析を、これより開始します。

レース展望

戦場の分析（コース紹介）

此度の戦場は『中京競馬場・芝2000m（左回り）』

スタート直後の急坂に始まり、バックストレッチからの下り坂で、一気にペースアップ

そして、最後に待ち受けるのは、412.5mの長い直線と、二度目の急坂

スタミナ、パワー、そしてテクニック

総合力が問われる、タフな消耗戦の舞台です。

歴史の法則（レース傾向）

法則その１：『波乱必至のハンデ戦』

1番人気は勝率12.5%と苦戦

伏兵の台頭が約束された戦場であり、高配当を狙う、絶好の機会です。

法則その２：『4歳馬が中心』

最も多くの勝ち馬を輩出しているのは『4歳馬』

充実期を迎えたこの世代が、レースの中心軸となります。

法則その３：『ハンデ55kgが狙い目』

ハンデキャッパーの妙味が光る『55kg』

この斤量帯の馬が最多の3勝を挙げており、激走の鍵を握っています。

法則その４：『前走大敗馬の巻き返し（再生組）』

これこそが、このレースの真骨頂

3着以内馬の半数以上が、前走で6着以下に敗れていた馬です。

前走の着順に惑わされてはなりません。『再生』こそが、勝利への合言葉です。

注目馬

馬名	短評
ジューンテイク	中京無敗の舞台巧者 得意の庭で完全復活へ
ファミリータイム	遅れてきた大器 ハンデ55kgと勢いで重賞奪取
リフレーミング	レコードホルダーの意地 末脚自慢が中京で蘇る
シェイクユアハート	堅実無比の安定感 中京巧者が悲願のタイトルへ
ピースワンデュック	左回りの公爵 ハンデ55kgで一発を狙う

『3つの視点』による注目馬分析

◎ジューンテイク

能力

• 中京コースは〈2・1・0・0〉で連対率100%
• この驚異的な適性こそが、最大の武器です

勢い

• 『4歳馬』かつ『前走大敗からの距離短縮組』
• まさに、勝ちパターンである『再生組』の筆頭候補です

可能性

• 課題のゲートさえ五分なら、本来の力で他を圧倒します

◯ファミリータイム

能力

• 全4勝中3勝を中京で挙げており、コース適性は本命馬に匹敵します

勢い

• 『4歳馬』かつ『ハンデ55kg』
• 最も好走率の高い黄金データを、完璧に満たしています

可能性

• 先行して押し切る、今の充実ぶりなら、一気の重賞制覇も夢ではありません

△リフレーミング

能力

• 小倉記念をレコードで制した重賞ウイナー
• 中京コースも得意としており、末脚の破壊力は随一です

勢い

• 前走福島記念は不向きな展開ながら追い込みました。
• 『前走6着以下』からの巻き返しを狙う、典型的な『再生組』です

可能性

• 展開がハマれば、まとめて差し切る力はある
• トップハンデでも、侮れません

△シェイクユアハート

能力

• 芝2000mでの安定感は抜群
• 中京コースも崩れていません

勢い

• 前走アンドロメダSで2着と好走
• 計算できる一頭として、馬券には欠かせません

可能性

• 混戦になればなるほど、この馬の堅実さが活きてきます

✔︎ピースワンデュック

能力

• 左回りは〈3・1・0・0〉と、底を見せていません
• 前走の敗戦は、右回りが原因と割り切れます

勢い

• 『4歳馬』かつ『ハンデ55kg』
• 好走データの塊です

可能性

• 得意の左回りに戻り、斤量も手頃
• 人気落ちの今こそが、最大の狙い目です

最終的な印と買い目提案

最終的な印

• ◎ ジューンテイク
• ◯ ファミリータイム
• △ リフレーミング
• △ シェイクユアハート
• ✔︎ ピースワンデュック

【最重要】ワイド一点チャレンジ

• ◎ジューンテイク – ◯ファミリータイム

【本線】馬連（2頭軸流し）

• 軸：◎ジューンテイク、◯ファミリータイム
• 相手：△リフレーミング、△シェイクユアハート、✔︎ピースワンデュック
• （合計7点）

実績と適性の二頭を軸に、復活を期す重賞馬、堅実派、そして左回りの鬼を配置。
軸同士の決着も押さえ、波乱含みのハンデ戦を、手堅く攻略します。

【夢】単複

• 単勝：◎ジューンテイク

『中京連対率100%』の意地
得意舞台での完全復活を信じる一撃。

• 複勝：✔︎ピースワンデュック

『左回りの一変』に期待
ハンデ55kgを活かした激走を信じる、応援馬券にございます。

まとめ

『波乱の師走。中京の坂で蘇るのは、誰だ』

今年の中日新聞杯は、『再生』と『勢い』が交錯する激戦区。

本命は、中京コースで絶対的な強さを誇る

◎ジューンテイク

前走の大敗は、この舞台での復活への布石です。

対抗には、遅れてきた大器、◯ファミリータイム

充実の4歳馬が、ハンデを味方に、重賞の壁を突破します。

実績か、勢いか。それとも、ハンデの妙味が、波乱を呼ぶか。

私の結論は、『中京適性（◎）』に全てを託しました。

中日新聞杯の物語

中日新聞杯は、1965年に創設された、伝統ある重賞です。

かつては『父内国産限定重賞』として、日本の血統を守り育てる役割を担っていました。

その制限は撤廃されましたが、『伏兵が主役を食う』という下剋上の精神は、今もなお受け継がれています。

暮れの中京で繰り広げられる、予測不能なハンデ戦。

今年もまた、大敗からの復活を期す『再生組』たちが、波乱のドラマを紡ぎ出します。