8月20日ヨーク競馬場
イギリス
英インターナショナルステークス
GⅠ
芝左2,050m
こんにちは!まめたかです。
いよいよこの時が来ました
日本ダービー馬『ダノンデサイル』が世界の頂点を目指す英インターナショナルステークスが開催されます。
しかし彼の前に立ちはだかるのはあまりにも厚くそして高い『世界の壁』
今年のメンバーを見渡しても一筋縄ではいかない強豪たちが揃いました。
果たして『ダノンデサイル』に勝機はあるのか。
この最も熱い問いに私の『3つの視点』で答えを出していきたいと思います。
今回はこれら注目の9頭を以下の『3つの視点』でチェックしていきます。
- 絶対的な「能力」:過去の実績や持ち時計から証明されている揺ぎない力
- 逆らえない「勢い」:近走の成績や気配から見える今この瞬間の充実度
- 未来への「可能性」:今後の伸びしろや今回の条件で覚醒するかもしれない未知の魅力
それでは共にこの歴史的な一戦の行方を見届けましょう。
目次
注目馬
英インターナショナルステークスの注目馬はこちらになります。
出走馬確定前の情報です。変更があれば追記します。
馬名 | 短評 |
ダノンデサイル | 『日本の夢を背負う』 日本ダービーの覇者 |
ドラクロワ | 『復活を狙う』 エクリプスSの覇者 |
オンブズマン | 『世界ランク1位』 盤石の王者 |
ダリズ | 『無敗の挑戦者』 底見えず |
シーザファイア | 『ヨークの申し子』 血が騒ぐ |
ワール | 『GⅠ連勝中』 上昇中の3歳牝馬 |
アンマート | 『古馬上位の1頭』 高レベルのGⅠ馬 |
ランボーン | 『欧州3歳の頂点』 英、愛ダービーの覇者 |
バーキャッスル | 『影の支配者』 キーマンになるか |
英インターS2025出走馬チェック
ここからは注目馬のチェックをしていきます。
ダノンデサイル
近走成績
- 2025/4/5 UA芝2,410m
ドバイシーマC(G1)は1着 - 2025/1/26 中山芝2,200m
AJCC(G2)は1着
- 能力
-
- 2024年の日本ダービーを制した世代の頂点
- 前走ドバイシーマCの勝利でその力は『世界レベル』
- 勢い
-
- 『精神的な課題』を抱えている点は常に懸念される
- しかし一度集中すればその勢いは誰にも止められない
- 可能性
-
- 日本のファンの夢と期待をその一身に背負っている
- ここで世界の頂点に立つ『可能性は十分』にある

日本の期待を背負い
世界へ羽ばたいて欲しい
ドラクロワ
近走成績
- 2025/07/05 サンダウン芝1,990m
エクリプスステークス(G1)は1着 - 2025/06/07 エプソム芝2,410m
英ダービー(G1)は9着
- 能力
-
- 前走エクリプスSで古馬を撃破し『G1初制覇』
- その能力は間違いなく世代トップクラス
- 勢い
-
- 英ダービーの大敗から見事に立て直し『勢い上昇中』
- 今まさに本格化を迎えたと見るべき
- 可能性
-
- 能力的にここでも主役級
- 『オブライエン厩舎』が送り込む最強の刺客の1頭



2,000mなら世界1線級で有力の1頭です
オンブズマン
近走成績
- 2025/07/05 サンダウン芝1,990m
エクリプスステークス(G1)は2着 - 2025/06/18 アスコット芝1,990m
プリンスオブウェールズS(G1)は1着
- 能力
-
- 前々走プリンスオブウェールズSを制した『現役世界ランク1位』
- その能力はまさに世界最強クラス
- 勢い
-
- 前走はドラクロワに敗れたもののクビ差の2着
- 7戦して『全て2着以内』と勢いは抜群
- 可能性
-
- 今回ペースメーカーを用意するなど『陣営の本気度はNo.1』
- ここで世界の頂点に君臨する可能性は十分にある



能力、勢い、可能性は申し分なく最有力はこの馬です
ダリズ
近走成績
- 2025/06/29 サンクルー芝2,000m
ウジェーヌアダン賞(G2)は1着 - 2025/06/08 パリロンシャン芝2,000m
リッジウェイ賞(L)は1着
- 能力
-
- デビューから『4戦無敗』とまだ底を見せていない
- 母と半兄がG1馬という良血馬
- 勢い
-
- 負け知らずの4連勝でその勢いに際限がない
- 陣営も『絶好調』と認めており状態面に不安はない
- 可能性
-
- 今回はG1で相手が一気に強化される点が最大の鍵
- しかしこの馬の持つポテンシャルなら一気に突き抜けてもおかしくない



勢いは素晴らしく上昇の可能性は十分にあります
シーザファイア
近走成績
- 2025/07/31 グッドウッド芝1,980m
ナッソーステークス(G1)は3着 - 2025/06/18 アスコット芝1,990m
プリンスオブウェールズS(G1)は3着
- 能力
-
- 父シーザスターズ母アラビアンクイーンは共にこのレースの勝ち馬
- 自身もヨーク競馬場で重賞2勝と『高い舞台適性』を持つ
- 勢い
-
- 前走、前々走とG1で連続3着しており勢いはある
- 重賞でも高い安定感をキープ
- 可能性
-
- その血統背景からこの舞台で『覚醒』する可能性を秘めている
- 強豪牡馬をまとめて打ち破っても全く不思議ではない



両親が同レースの勝ち馬でこの馬も同じ舞台、距離で高い適性を示した面白い1頭
ワール
近走成績
- 2025/07/31 グッドウッド芝1,980m
ナッソーステークス(G1)は1着 - 2025/06/28 カラ芝2,000m
プリティポリーステークス(G1)は1着
- 能力
-
- プリティポリーS、ナッソーSとG1を連勝中の実力は本物
- その能力は間違いなく『世代牝馬トップクラス』
- 勢い
-
- G1を2連勝中と今最も勢いに乗る一頭
- 『牝馬限定戦』で上昇中
- 可能性
-
- 56kgという斤量の恩恵は大きな武器
- 良馬場から不良馬場までこなす対応力も魅力



牡馬混合GⅠは初
上手くハマればチャンスは十分
アンマート
近走成績
- 2025/06/18 アスコット芝1,990m
プリンスオブウェールズS(G1)は2着 - 2025/05/25 カラ芝2,100m
タタソールズゴールドカップ(G1)は2着
- 能力
-
- 英チャンピオンSイスパーン賞とG1を2勝の実績は最上位
- 現役古馬の中では間違いなく『総大将格の一頭』
- 勢い
-
- 今季はG1で2戦連続2着と勝ちきれない
- しかしその『安定感は抜群』で勢いに衰えはない
- 可能性
-
- 約2000mがベストで今回の距離は完璧
- 3歳の若い世代の壁さえ乗り越えれば勝ち負け



最年長で出走になるが能力は申し分なく期待できる1頭です
ランボーン
近走成績
- 2025/06/29 カラ2,400m
愛ダービー(G1)は1着 - 2025/06/07 エプソム芝2,410m
英ダービー(G1)は1着
- 能力
-
- 『英、愛ダービー』と連覇したその能力はまさに世代最強
- 総合力の高さは今回のメンバーでも屈指
- 勢い
-
- 現在ダービー連覇を含む3連勝中で勢いは最高潮
- 今最も充実している一頭であることは間違いない
- 可能性
-
- 2400mがベストだが『2000mでも重賞2着』の実績
- その絶対的な能力で距離の壁を克服する可能性は十分



3歳の中では最強格の1頭
どんな走りを見せてくれるのか楽しみです
バーキャッスル
近走成績
- 2025/07/08 シャンティイ芝2,000m
条件戦は4着 - 2025/04/06 パリロンシャン芝2,000m
アルクール賞(G2)は4着
- 能力
-
- G2で3着の実績がありG1のガネー賞にも出走経験がある
- 一線級相手ではワンパンチ足りない
- 勢い
-
- 近走は勝ち星から遠ざかっており勢いは感じられない
- しかし常にハイレベルな相手と戦っており内容は悪くない
- 可能性
-
- 今回は『オンブズマン』のためのペースメーカー役が濃厚
- 自分の役割に徹することで不気味な存在となる



海外では戦術として評価されているので、それも踏まえてレースをチェックしてみましょう
ワイド1点チャレンジ



最終的な「結論」と「ワイド1点」は出走馬確定後に追記します
英インターS
英インターS2025最終結論



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